大阪府教育委員会と(株)mpi松香フォニックスが1.5ヵ年の研究期間を経て、共同開発した小学校英語教育プログラムです。
大阪府外では「小学校英語 SWITCH ON! (R)」の名称で(株)mpiより販売。大阪府内では「DREAM」の名称で多くの小学校で現在採用されています。
大量の英語音声インプットを可能にしたプログラム
年間105回分の短時間指導案、指導者向けガイド、児童用に配布物が完備(CD-ROM収録)されており、誰もが指導できるようにカスタマイズできます。指導者は「教える」という立場ではなく「児童と一緒に声を出し、英語のシャワーを一緒に浴びる」というイメージです。
インプットが成功の鍵
これまでの英語学習で圧倒的に不足していたインプットを軸に、多くの「英語の音」に触れ、積み重ねていくことで児童が楽しみながら自然に体得していく、ラウンド方式で学びを進めていきます。児童の無理のないステップアップが期待できます。日常的によくある状況の中で児童が英語を「使う」ことを意識した内容です。
「外国語活動」
音声や基本的な表現に慣れ親しむ
「外国語科」
慣れ親しんだ表現や単語を使って自分の事を相手に伝える事ができる・相手を理解することができる
児童は英語の4技能をバランスよく学び、将来的な習得を目指し、それに合わせて4技能を評価する評価法がスタンダードになります。
高学年では文字指導が導入され、読み・書きをある程度学んで中学に進んでゆきます。
知識習得のみならず、グループで協力し合い問題解決にあたる、アクティブラーニングの手法が導入されます。
は45分授業でも使えますか?
はい、使えます。すでに45分授業で実践している小学校もあります。CD-ROMに収録の「学びのガイドライン」と指導案(モジュールレッスンシナリオ)を参考にしてください。
すでに外国語活動を行っている場合はどこからはじめればいいですか?
基本的にGrade1からの使用をお勧めします。既習の内容でも基本をくり返すことは子どもの学習に良い効果があります。
には児童用のプリントもありますか?
CD-ROMに収録されたライティング用・リーディング用のプリント(年間分)をご利用ください。副教材を別に用意する必要はありません。
英語が苦手です
先生が英語が苦手でも大丈夫です。担任の先生は「ファシリテーター」として子どもたちの学習の場を整え、子どもたちの気づきを促し、時には子どもたちからの意見をまとめたりしましょう。音声教材を活用してたくさんの英語に触れさせましょう。授業中に先生が指示を出す時は、の教員用指導案(モジュールレッスンシナリオ)のTeacher Talk(授業中の先生の指示表現)を活用して下さい。
本プログラムは、児童が夢や希望を膨らませ、
国際コミュニケーションツールとしての英語を使って、
自分の夢を語ることができるような姿を一つの目標に、
小学校での6年間の英語の学習をサポートするプログラムです。
児童の発達段階、学習年齢を踏まえ、コミュニケーションに不可欠な4技能(聞く こと・話すこと・読むこと・書くこと)をバランスよく育成していくプログラムです。 学習素材は、技能ごとにそれぞれ完結したうえで、各々が相互に関連付けられており、 自然な流れの中で、総合的により高い定着をめざすものとなっています。
英語の4技能をバランスよく身に付けるため、英語の綴り字(文字)と発音(音)の関係を重視したフォニックスという指導法を活用しています。グレード1からグレード4までの間に、基本となるサウンド・パターンに一通り触れます。
課程外の時間を活用し、週3回、1回10分~15分程度のモジュールでの活動を基本に設計しています。限られた時間で高い効果をめざすため、これまでの英語学習 で圧倒的に不足していたインプットを軸に、多くの「英語の音」に触れ、積み重ねていくことで、児童が楽しみながら自然に体得していく、ラウンド方式のプログラムとなっています。
ラウンドは、単純に同じことを繰り返すのではなく、すべての活動に意図したねらいがあり、これにより児童の無理のないステップアップをサポートします。教員(学級担任)には、英語を教えるのではなく、コミュニケーションをしながら、雰囲気を作ったり、気付きを促したり、モジュール活動のファシリテーターとして、こうした 児童の学びを支える役割を期待しています。
グローバル化の進展を見据え、小学校・中学校・高等学校を通じての英語学習を考えて開発したプログラムです。
小学校段階から無理なく英語を学び、小学校卒業段階で公益財団法人日本英語検定協会が実施する実用英語技能検定5級相当程度の英語力がつくことをめざしています。
特に、テーマに応じた表現は、日常的によくある状況において、言語を用いて実現したいこと(機能)を組み込み、児童が英語を「使う」ということをより意識した内容となっています。また、テーマは、児童の身近なものから、学年の進行に応じて徐々に、より広い世界の抽象度の高いものへと展開するようになっています。完全オリジナルのアニメーションは、児童の成長を見据えて、2学年単位で構成しており、学習年齢に応じたキャラクターたちが織り成す世界に共感できるよう工夫しています。
小学校での英語学習のために最適化されたプログラムです。
6ヵ年の学びを体系化したことにより、モジュールという限られた時間の中で活動に適したオールインワンDVD化を実現しました。これにより、複数の教材を出し入れするなどの活動中のタイムロス、ストレスを最小化することができます。
また、教員(学級担任)によるモジュール活動をサポートするため、ガイドライン、モジュールシナリオ案(6ヵ年計627回分)、ワークシート(様々な活動の補助教材)、ラウンドクイズ(学習の振り返り)等もパッケージにしています。
子どもたちの将来に思いを馳せ、地方公共団体が民間事業者と協働し、ネイティブスピーカーの参加、公立小学校や学識経験者の協力により、それぞれの強みを発揮し 開発した、他に類のない、全く新しい英語学習プログラムです。
フォニックスは19世紀末に欧米で生まれた子どものための「読み・書き」の学習法です。日本語と違い、英語は文字の名前と音は一致していません。英語圏の子どもたちも「読み・書き」に実はとても苦労しています。
日本の子どもにとってフォニックスは、暗記やカタカナに頼らず自分の力で英語が読めるようになる学習法です。
では、文字と音の関係をバラエティーに富んだ動画で分かりやすく、楽しく学べます。